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私たちのシンフォニー

ミーティングはいつもチェックインから。
to doの確認事項に時間を費やしていた時期もありましたが、今では事前にLINEなどで確認出来ることは日々その都度進めて、みんなで顔を合わせられる貴重なミーティングの時間は、リストではなく自分自身を持って行く場となりました。

それは今の私をそのまま出す瞬間。
「言いたくない」でもいいし、「言葉にならない」時もある。中には何を話そうか、と前日から考え緊張する人もいます。
嬉しい楽しい出来事も、目を背けたくなるような自分や現実も、包み隠さず出す。
時には羨んで拗ねてみたり、無理して頑張ってみたり、意固地になって遠ざけたり。
でも、それぞれが「これまでの私」を振り返り、「今の私」を見つめ、「この先の私」を思い描いて、潮の満ち引きのように「私」に戻って来ます。

ゆっくりと一人一人の現状や想いにみんなで耳を傾けて、思ったことを話し、時には涙しながら、大爆笑する人たち。
「あらゆるものは全て繋がっている」
言葉では分かっていても、地球の裏に住む人々や宇宙や星々との繋がりを実感するのは簡単ではありません。でも、こうしてシカのみんなと話して、聴いて、共鳴していると、その事が目の前にありありと現れてくるからふしぎです。
「私たちはみんな繋がっている」
言葉じゃなくて、実感できるチェックインの時間。

涙を流しながら苦しさを言葉にする姿を見て、その苦みを想像しては涙が生まれる。
涙を流しながら感動を言葉にする姿を見て、その胸の震えを想像しては涙が生まれる。
大袈裟かも知れませんが、物やお金では感じられない、温かい、生きている喜びを感じることが出来るのです。
今の私、今のあなたを、他の何よりも大切にしたい。そして、みんなで笑いたい。多分それだけなのです。

保護者会のメンバーは毎年春代わります。
子どもが進級する度に人が代わり、気が変わり、色が変わります。「これまで積み重ねて来たものが〜」なんて思う瞬間もあったけど、積み重ねて来ていたのは、保護者会のカタチの中ではなくてそれぞれの中にありました。
だからでしょうか、今はカタチが変わっても「大丈夫」そう思えます。
そもそも、綺麗にまとめようなんて誰ひとり思っていなくて、日々自分に夢中。
感じて、考えて、言葉にして、受け入れて、受け止めてもらう。
気付けば子どもと同じ日々を過ごしているのです。

『ウィズ・ナチュラ〜自然と共に』

自然は私で、あなたは自然。
「時間」に縛られず、「線」に怯えず、あるがままを受け止め、共に考え、それぞれ行動する。なんでもありではないけれど、失敗しても、間違っても「おいしい」って笑ってくれる人たち。都合の良い優しさはくれないけど、1人で歩く勇気をくれる人たち。赤信号は一緒に渡らなくても、同じところに向かってる人たち。

卒園して毎日会えなくなっても、同じ場所に居なくても、この共に過ごした時間を思い出すだけで、きっと私は大丈夫、ずっとみんな大丈夫。

 

年長保護者 クーチェ


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コメント: 3
  • #1

    こめ (水曜日, 22 9月 2021 22:41)

    クーチェ。。。�

    昨日の事を思いだしては、何であんななっちゃったんだろうかと、思っていたけど
    あの時間が愛おしく思えてきました。
    ありがとう。
    わたし、この先きっと何度もこの文章に戻ってきます

  • #2

    Nancy (木曜日, 23 9月 2021 13:54)

    みんな面白い!みんなステキ!
    それぞれが○○の達人だな〜
    愛しい仲間に恵まれて、かなり最高!
    またみんなでフォーラムに向けてスイッチオンしていこー!

  • #3

    いけちゃん (木曜日, 23 9月 2021 21:30)

    ブログみて
    しかみー思い出してまた泣けてくるわー!! 
    素敵なブログやー!!


    話す事で今までと違う景色が見えてくるのん
    ほんま不思議やー

    みんな大好きやーーー!!


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