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君燦々と

最近フィールドと家の行き帰りの道中、かならず1回は「もうすぐばら組卒園…涙…」がやって来る。お別れが来ることを拒むのではなく、進級する喜びを隠すこともなく、「寂しい」という今の気持ちを惜しげもなく吐露する5歳児。

最近の私はといえば、少し先の未来に心も手も取られがちで、なかなか「今の自分」に焦点が合わない日々。

先日娘に「私とお母さん、どっちがセンパイ?」って聞かれて、苦笑いしながら「Sちゃん、かな…?」と答えたけど間違いないな笑

駐車場からの森の道。「今日が今年度最後のお母さん当番だな。楽しもう」と言う気持ちと足下の雪を踏みしめながら歩きました。

今日は水曜日。4月に入園するきのこさんたちが来る日。はぐみぃでのみんなには触れたことはあるけど、ようちえんで一緒に過ごす日はまた特別。とても楽しみにしてました。

 

週に一度の体験から既に関係を築いている子どもたち。優しさの循環。その姿がとても自然でこれこそがサステナブル、そう感じていました。

 

今日は小1の卒園児2名もキッズスタッフとしてそこに居て、なんと5学年が揃う!と言う日になり、私の方がワクワク。

雪かきから始まる1日を人生で初めて体験した私は、また雪の美しさと厳しさに感嘆。

子どもたちは前ほどの興奮は見せず、キラキラも忘れず、「今日という日」をそのまま受け入れる。

あぁぉぁぁ。センパイが沢山目の前にいる!

雪や氷柱をそれはもう美味しそうに頬張る子どもたち。全感覚器官を総動員して今日のご褒美を受け取るのでした。

大半の子は散歩に出かけ、私は火の番をしつつ(温まりつつ)、毛糸で遊んだり、絵本の話を聞いたりしながら過ごしました。

火起こしする子、工作をする子、お絵かきをする子、指編みをする子、そしてご飯を炊く子。それぞれの中で動くものが見える度に春を感じる私。

お昼ご飯の時、テーブルに1人みんなに背を向けて食べる年長Sくんの後ろ姿。

隣に座ってもいい?って聞いたらダメ〜って断られた。(ちなみに「お母さんならいい?」って聞いたら頷いてた!)

前なら「寂しそう」とか勝手に思ってたけど、今日の背中「頼もしい」だったなぁ。

自分が炊いたご飯をみんなが美味しいって食べてるの背中で感じてるのかな。

ちょうど昨日のしか組保護者ミーティングで、「まだ2学期な感じがする〜」って話があったけど、今日私の前にいたナチュラっ子はみんな3学期ど真ん中!自然のリズムで生きている!

自分が普段どれだけ時計(時間)を基に生きているか痛感しました…

 

真っ白な雪より眩しい今日のナチュラっ子に出逢えて、とても幸せでした。

「森の神様、雪の神様、

今日もありがとうございました」

 

年中児保護者 クーチェ


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コメント: 1
  • #1

    年長保護者くみちゃん (土曜日, 20 2月 2021 08:03)

    私も昨日のシェア会の事とか色々を受けて、子供達、先を行ってて本当に『センパイ』!!その距離一歩ぐらいにおさめておきたいのに。。。子供達はちゃんと3学期にいるのに私なにやってたんだか。。。

    5学年が揃う、ワクワクだね!

    1人の後姿、私もずっと前の私なら「寂しそう」って思ってた。寂しい先にこうしてるのか、そうじゃないのか、それを感じられるのはクーチェが彼と普段から対話してくれているから。ここの母達は我が子だけじゃなくみんなの事を感じてみんなと対話してる。。。だからこそのその先の感覚だなと思います!
    ありがとう!!!

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