ナチュラっ子は、ばら組(年長クラス)にな
普段は縦割り、というより、自由で流動的な集まり(又は個人)で
お米と繋がる。自然と繋がる。自分と繋がる。感覚を研ぎ澄ませて
今回のお当番も前回に引き続き「おむすびの会」の日でしたが、お
今日はコンロや鍋を各自持って来て、自分のご飯を炊く初めての日
エプロンや三角巾など身だしなみのチェックを済ませたら、胸に手
テーブルの向こう側にはS(男児)、F(女児)、H(女児)、と
お米を測ってボールに入れる。慎重に、こぼさないように。長滝で
やさしい。あまーーい。いい匂い。
子どもたちの口からお米の触感(食感)や香りの感想が溢れる。自
ボールに水を注ぎお米を洗う。優しく、愛でるように洗う。お米を
そして洗ったお米を鍋に入れたら水を測って加えコンロに火をつけ
火をつけた頃から子どもたちの表情に真剣さが帯びてきた。じっと
鍋がぐつぐつ言い始めるのを静かに待つ時間が訪れた。しばらくし
なかなかぐつぐつしないので、何度も蓋を開けてしまう子。じっと
鍋と蓋の隙間からわずかに溢れる白い湯気に集中し、ぐつぐつを感
ぐつぐつし始めたら弱火にして、また暫く待つ時間。その間も湯気
みんなのご飯が炊けたら、それぞれのご飯をみんなで少しずつ味見
そこからは「結び」の時間。
手水と塩など必要な物をそれぞれ躊躇なく準備して塩を選ぶ!それ
塩の違いが分かる6歳児に驚きを隠せない私。
慣れた手つきでまんまるのおむすびが出来上がった。正真正銘、自
みんなと協力して炊くご飯も美味しくけど、自分だけのご飯。世界
「いただきます」と同時に口に運ぶ。
みんな嬉しそう。緊張が解け、大声で話しだすばら組のみんな。また
「いってらっしゃい」
年中児保護者 クーチェ
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